このサイトではリレー回路、リレー制御
とは何かについての概要等を
初心者でも理解できるように
説明していきます。

そして最後に、このサイトだけでは
満足できない方のために、本格的に
リレーを使う制御回路を勉強するための
次のステップへと導入します。

リレー回路、リレー制御に興味を持った方は
ぜひ参考としてください。

リレー回路、リレー制御とは

 

色々なリレー

上写真の電気部品がリレーです。

この電気部品の役割は
次に信号を送り伝えることです。

電気信号を受けて、他へそれを伝える、

例えば自動ドアなら、ドア付近に立つと
開きます。

ドアの付近に人が立ったことを
ドアを開く機械に伝達しているから
開くわけです。

リレーはその伝達の役目をする部品だと
いうイメージを持ってください。

*リレーについて、この説明だと分からない
もっと詳しく知りたい場合は
以下のサイトで説明して
いますので参考としてください。

→リレーとは何か 3ステップで理解する

リレー回路、リレー制御とは
リレーを使い機械やその他の負荷を制御する
電気回路のことです。

リレー回路、リレー制御の2つの呼び方が
ありますが、筆者は同意語で捉えています。

ここからは、リレー制御回路と
呼ぶことにします。

リレーの使い方

電気回路でリレーの使い方はいくつか
あります。

このサイトでは有接点リレーの使い方
について説明していきます。

ですので
ここからの説明で出てくるリレーは
有接点リレー(メカニカルリレー)である
電磁リレーのことだと考えてください。

メカニカルリレー

上写真が電磁リレーです。
電磁リレーは電磁力で機械的接点を
ON/OFFさせます。

*電磁リレーについて、この説明だと
分からないもっと詳しく知りたい場合は
以下のサイトで説明して
いますので参考としてください。

電磁リレーが分かっていないと
ここからの説明は理解しずらいかも
しれません。

→電磁リレーとは何かを3項目で学習する

スイッチとして使う

リレーを制御回路内でスイッチとして
使う方法があります。

無線操縦装置の受信機

例えば、
この写真は機械用無線操縦装置の
受信機です。

送信機からの無線信号をこの受信機で
受けることで遠隔地からでも機械を
操縦することができます。

この受信機の中に電磁リレーが
入っています。

送信機のボタンを押し、無線信号を
受信機が受信すると、このリレーが
動作するようになっています。

リレーが動作することで送信機からの
指令を受信機の制御回路へ送るのです。

送信機のボタンのスイッチは遠隔地で
しかも無線ですので、そのスイッチで
受信機を制御回路を動作させれません。

ですので、リレーをボタン代わりの
スイッチとして使っているのです。

無線操縦装置でモーターを制御する例えばモーターを動かしたい時も
手元の送信機のボタンを押せば
受信機のリレーがスイッチとなって
モーターが動くのです。

(三相モーターについては
 以下のサイトを参考ください。
→三相誘導電動機(三相モーター)とは?)

この機械用無線操縦装置の制御回路の
中ではスイッチの役目になって
いることが分かると思います。

ここでは分かりやすくするため
無線操作を例にしましたが
無線以外でも制御回路内の
至る部分でスイッチとして使用されています。

信号を分岐する

リレーは信号を分岐する目的でも
使われます。

1つのリレーについているスイッチ(接点)は
1つに限りません。

機種によっては複数個あります。

先程の無線機を例に説明します。

送信機のボタンは一つしかありませんが
それを押すことで受信機の3つの回路に
信号を伝達したいとします。

リレーで電気信号を分岐するリレーは複数個接点がありますので
送信機のボタンを1つ1回押すだけで
受信機の制御回路に接続した3つの
接点をON/OFFさせることができます。

つまり、信号を分岐したことになります。

このように、1つのリレーで
複数個の信号をつくることは

制御回路ではよくします。

電源、電圧変換につかう

同じ制御回路の中で使用電圧値が違うとか
電源として直流電源と交流電源が混在
することはよくあります。

しかし、同じ電気回路内で電圧値や電源を
混在させることはできません。

制御盤内の回路に新たに使用電圧が違う
部品を加えたり、直流電源を使っている
制御回路に交流電源の制御回路を
加えたい場合

今まで使用していた部品を新たな部品の
使用電圧値と同じものに
交換したり、交流電源で使える回路に
改造していたら大変です。

(制御盤については
 以下のサイトを参考ください。
→制御盤とは)

このような時は、イラストのように
使います。

リレーを使う電圧変換直流100Vの電気回路に直流24Vで使用する
部品を加えたいとします。

このイラストのようにすれば、直流100Vの
電気回路で直流24Vの部品を制御できます。

直流100V内のスイッチがONすれば
リレーが動作して、その接点がONして
部品に直流24Vが印可される回路が
できます。

リレーを使う電源変換直流電源の電気回路に交流電源の回路を
加える場合は右のイラストのようにすれば
直流電源の回路で交流電源の回路を
制御(ON/OFF)できます。

信号保持に使う

想像してください、思い出してください。

病院とかの暗い廊下を歩いていると
自動的に照明が点灯し、廊下を歩ききると
自動的に照明が消灯する

そんなシーンってありませんか?

これは、センサーで人間を検知して
照明を点灯させている、

それは想像ができるのではないでしょうか?

しかし、センサーは入口にしか設置されて
いないのですよ?
どうやって点灯をさせ続けているのでしょうか?

そして、どうやって照明を消灯させて
いるのでしょう?

こういった時はセンサーが検知した信号を
廊下を歩ききるまで保持して
照明を点灯し続ける電気回路を設計すれば
いいですよね。

この信号保持にリレーが使われます。

リレーの保持制御回路1リレーとセンサーを使って、このイラスト
のような制御回路を考えました。

センサーにもスイッチ(接点)があります。
センサーが検出すると、そのスイッチが
ON/OFFをします。

(接点については
 以下のサイトを参考ください。
→a接点,b接点,c接点について)

廊下の入口に設置したセンサーは
人を検出するとOFF→ONに
出口に設置したセンサーは
人を検出するとON→OFFになるセンサーです。

 

 

リレーを使う保持制御回路2人が入口に来てセンサーが検出すると
このイラストの赤色のように電流が流れます。

照明は点灯しリレーも動作します。
そしてリレー内のスイッチ(接点)にも
電流が流れます。

 

 

 

 

リレーを使う保持制御回路3次に人が廊下を歩いてセンサーの検出
エリアから出ると入口のセンサーの
スイッチはOFFします。

その時、制御回路はこのイラストのように
なります。

この時は、リレー内のスイッチを通して
電流が流れるので、照明とリレーは
動作し続けます。

このように、リレーを使うことで
入口センサーのON信号を保持して
照明を点灯し続けることができるのです。

 

リレーを使う保持制御回路4そして、人が出口まで来て出口センサーが
検出すると出口センサーの
スイッチがONからOFFになるので
照明は消え、リレーも停止します。

この信号保持する制御回路は
自己保持回路といわれ
リレーを使う制御回路では
超重要な回路です。

このページだけでは説明しきれません
ので、もっと詳しく勉強したい場合は
以下のサイトをご参照ください。

→自己保持回路とは

以上が制御回路内での
使い方になります。

4パターン説明しましたが
どれもよく使われます。

次のステップへ

リレーを使った制御回路について
概要が分かったでしょうか?

あなたが

「リレー回路って何だろう?」

ぐらいの気持ちでこのサイトを見たのなら
このサイトの内容でもいいかもしれませんが
もっと勉強したいのなら
当方では別のサイトもあります。

電磁リレーを使う制御回路には
有接点シーケンス制御、別名
リレーシーケンスと呼ばれるものが
あります。

このブログでは、その講座もありますので、ご参照ください。

→リレーシーケンス(有接点シーケンス制御)講座

同じ内容ですが、第1回から一覧で
まとめているページは以下になります。

→シーケンス制御講座

まずは概要だけを学習したい場合は以下を
参照ください。

→リレーシーケンスとは何かを速習したい初心者のためのサイト

当方では
そのリレーシーケンスの基礎や故障対応ノウハウなども
詰め込んだ実習キット付教材も扱っています。

手前味噌ですが初心者の方には
好評をいただいております。

0からの学習に興味があれば
このブログサイトでも紹介していますが
(⇒初心者のためのシーケンス制御入門)

本サイトでは詳細に紹介していますので
以下のボタンをクリックして
内容を確認をしてみてください。

【シーケンス制御の基礎力・実技力・現場力が身に付く!
電気系機械保全にも最適な内容とは】
詳細へのボタン

 
 

あなたがリレーを使いこなして
自由自在に色々な電気製品を制御
できる日がくることを祈っております。

→リレー制御回路の習得に大事なこととは
(すいません。準備中です)