はじめての設備保全・・・
止まった設備を前に、もうフリーズしない。
故障の原因にたどり着く、
論理的な一次診断スキルを学ぶ。
必須の電気回路を実習で習得する
- 【網羅性】分電盤、電線、電気回路、モーターなど 設備の電気 まるごと入門
- 【実践性】見てわかる、触ってわかる。実習キットで必須の電気回路が身に着く。
- 【応用力】故障時に「何をすべきか」の手順が身につき、落ち着いて行動できる。
参考書の難しい計算式や理論は、一度忘れてください。
この教材の目的はただ一つ、実践現場で「動ける」ようになること。
講師が「現場で、まず必要な要点」を厳選して解説する『講義』と、手を動かして技術を体得する『実習』で、あなたの最初の一歩を強力にサポートします。
工場ビルなど産業現場の電気設備や機械の電気系統の
管理や事後保全・修理で
このような問題はありませんか?
-
全くの初心者で、現場で使う電気をまず網羅的に学びたい -
転職・人事異動を機に直ぐに必要になった、基本的なことだけでも学んでおきたい -
故障発生時、せめて「初動対応」と「原因の切り分け」だけでも、自信を持ってできるようになりたい。 -
教育用の学習教材を探している
この状況なら、このままお読みください。このページはあなたに向けた内容ですので。
はじめての電気、設備保全
まずは、これらを手に入れてください
特定の設備の専門家になるための難しい一歩ではありません。
電気系設備の保全マンとしてスタートするための「共通言語」を手にいれてもらいます。
次の事項は、基本中の基本かつ必須な内容、全てのプロが必ず通る道です。
01保全の「全体像」を掴む網羅知識
分電盤・モーター・電気回路など必須の事項を網羅しているので、まったくの0から短時間で必須の知識、そして故障パターンや故障対処法などが手に入ります。
02現場保全に必須の「電気の基礎」を理解する
漏電、絶縁、感電、配電、ブレーカーなど電気設備に絡む電気基礎が分かります。現場で頻出することから理解していきます。
03手を動かして覚える「モーター制御回路」
モーターの駆動で使う電磁開閉器を使った基本の電気回路を習得します。実習キットを使う実習で配線技術も手にできます。
04“原因”を突きとめる計測器の使い方
テスターやメガ、クランプメーターは調査で必須の計測器です。使い方は勿論のこと、どういった場面でどう使うのか、その際の注意点など。基本と実践的な調査法をマスターします。
それでは、教材の具体的な構成・内容を説明していきます。
電気/設備の「共通言語」を学び、安全に「試し」、疑問の「壁」を乗り越える。
あなたの成長を加速させる、学習を支える3本の柱。
この教材は、単に動画を視聴するだけの受け身の学習ではありません。
あなたが知識ゼロからでも、現場で自信を持って「動ける」ようになるために設計された、「講義」「実習」「サポート」という3本の柱で成り立つ学習システムです。
あなたが手にする価値のすべてを、ここから詳しくご紹介します。
【第1の柱:インプットを最適化する「動画講義」】
現場のプロが、初心者のために「これだけは」という網羅した知識を体系的に解説します。
見て、聴いて、理解する「動画講義」(合計19時間43分)
参考書のように、文字と図だけで学ぶのではありません。
あなたが本当に知りたいのは、現場の「生きた動き」のはずです。
セミナー形式で語られるプロの解説、電気の流れを可視化したアニメーション、そして普段は見ることができない故障機器の再現映像や、絶縁抵抗測定のリアルな映像。
こうした「百聞は一見に如かず」の映像が、あなたの理解を“点”から“線”へと繋げます。
また、本教材の全ての動画ファイルは、あなたのPCやスマホに直接ダウンロードして保存可能です。
一度手に入れれば、サービス終了などの心配なく、永久にあなたの手元で動き続ける『一生モノの技術書』となります。
読んで、印刷して、書き込んで、思考を整理する「PDFテキスト」(全833ページ)
講義の内容を補完する詳細なテキスト。実習で使うテキストや練習問題のテキストまで全て印刷可能なPDFでご用意しました。あなたの知識の整理や学習補助にご活用できます。
【要素A】見て掴む(映像と図解の講義)
技術解説は、以下の写真のような映像を使ったセミナー形式で進行します。
図や解説文を画面に表示し、講師の音声で丁寧に噛み砕いて解説。
書籍のように一度に情報を詰め込むのではなく、流れに沿って必要な図と言葉だけを順に表示する構成のため、初心者でも無理なく理解を積み上げていけます。
単相誘導電動機について解説 電磁開閉器の電気回路を解説 分電盤について解説 メガと漏電について 計測や運転の映像の一例 実演映像の一例
【要素B:講義の全体像】ゼロからあなたの知識とスキルが、段階的に成長していくカリキュラム
この講義は、以下の体系的なステップで、あなたの知識をゼロから現場レベルまで引き上げます。
広大な設備保全の世界で迷子にならないための、最も確実な道筋です。
- 第1章
電気系保全と修理について
まずは、この教材で学ぶことの「全体像」と、電気保全がどれほど重要かを解説します
- 第2章
最低限知っておきたい電気の基礎
難しい計算や理論は一切なし。電圧・電流・抵抗から、短絡・漏電といった現場で飛び交う言葉の意味まで、「まずは、これだけ知っておきましょう」という必須の基礎知識だけを厳選して学びます。
- 第3章
電気故障調査で使う計測器について
電気保全は、計測器なくして始まりません。テスター、クランプメーター、メガテスターという「3種の神器」の正しい使い方と注意点を習得。見えない電気を扱う上で、あなたの「目」となる、武器を手にしてください
- 第4章
分電盤・動力盤・電灯盤の故障対応(事後保全)について
工場やビルに電気を供給する“心臓部”である分電盤。その仕組みと、ブレーカーや漏電調査といった頻出トラブルの対処法を学びます。低圧だけでなく、高圧との関係性も理解することで、あなたの視野は格段に広がります。
- 第5章
電線・ケーブルと故障について
設備を繋ぐ“血管”である、電線とケーブル。現場でよく使われる種類や、断線・ショートといった故障の見つけ方を解説。「ただの線」ではない、その重要性を理解します
- 第6章
電気回路、電気制御と故障について
なぜ、設備はそのように動くのか?LEDのような身近な回路から、モーターを動かすリレーシーケンスの基本まで、電気回路という“神経”の仕組みを読み解き、設備の「意図」を理解する力を養います。
- 第7章
電磁開閉器の配線実習と故障について
本教材のハイライト。講義で学んだ回路を、今度はあなた自身の手で配線します。頭で「わかる」だけでなく、手で「できる」ようになる。この経験が、あなたに本物の自信を与えます。
- 第8章
産業用モーターと故障について
あらゆる機械の原動力であるモーター。その構造から動作原理、そして最も重要な故障パターンと対処法までを、分解画像を交えて徹底解説。資格の勉強だけでは決して見えない、モーターの「中身」を知ります。
- 第9章
最後に
長時間の学びで得た膨大な知識を、もう一度整理し、頭の中に「使える引き出し」を作ります。
- 特別講義
実際の保全業務からの学び
講師が実際に経験した故障事例をもとに、どのように考え、調査し、解決に至ったのか、その思考プロセスを追体験します。学んだ知識を、現場でどう応用するのか、その「生きた実例」に触れてください。
(クリックして開く)
第1章:電気系保全と修理について
- この教材と当方の紹介
- 電気系保全とはどういった仕事か、その重要性について
- など
第2章:最低限知っておきたい電気の基礎
電気初心者でも勉強できるよう、この教材を学習する上で必要な最低限の電気基礎を解説します。内容はこ難しい計算式や理論などに深入りしていないので初心者でも勉強を進めやすくしています。
あと基礎だけをずっと勉強すると退屈してくると思います。電気基礎や電気用語は、この章で一気に説明せず、その他については講義の中で必要になったときにその都度、説明するようにしています。そのことで、その基礎を勉強する意義が分かり退屈しないと思います。
- 電圧・電流・抵抗
- 直流・交流・単相・三相・周波数
- 過負荷・過電流・短絡・漏電
- 電磁石
など
第3章:電気故障調査で使う計測器について
電気は目に見えません。ですので、故障しても、何が異常かは見ただけでは分からないことがほとんどです。電気の設備保全、故障調査は、色々な計測器を使うことが多いです。
電気の計測器は、本当に多くあります。私も過去20種類以上使ったかもしれません。いきなり全てを覚える必要は全くありません。この章では、特によく使うテスターとクランプメーター、メガテスターについてその役割、使い方、注意点などを講義します。
- テスターを使った抵抗・電圧測定の仕方
- クランプメーターを使った電流測定
- メガテスターを使った絶縁抵抗測定について
- 抵抗測定の際の注意事項
- メガテスターの測定原理と注意事項
など
第4章:分電盤・動力盤・電灯盤の故障対応(事後保全)について

コンセント・照明、機械、設備などの電源は分電盤、動力盤、電灯盤から供給されます。この盤内が故障することもありますし、コンセントや機械が動作しないときはこの盤内を調査しないと復旧できないこともあります。これら盤がどういったものか知っておかないと工場、オフィス ビル内の電気の設備保全はできません。
この章では、これらについての解説とその故障例や対処法を解説してます。この教材は電気の中でも低圧の保全に関する内容について講義しています。ですが、高圧が関わるキュービクルなどの受変電設備についても低圧の保全をする上で、知っておいてほしいことについて説明します。
高圧は低圧以上に危険ですのでその注意点などもお話します。
- 分電盤とは何か、その役割など
- ブレーカーとは、その役割・定格電流と過電流・短絡との関係性
- 主幹ブレーカーと分岐ブレーカー
- 配電盤・受配電設備・キュービクルの構成と役割・注意事項
- 変圧器(トランス)の役割
- 接地・アース・感電について
- 分電盤内の漏電調査
など
第5章:電線・ケーブルと故障について
この章では電線とケーブルと、その故障について説明していきます。電線・ケーブルも、部品の1つです。故障すれば、電気設備は動作しなくなります。故障についての説明もしますが、初心者の方は電線・ケーブルについても知識がないかもしれません。ですので、電線・ケーブルについて、基本的な事から説明します。主に産業現場でよく使われているのをよく見る電線・ケーブルの紹介・説明をしています。
- 電線・ケーブル・単線・より線
- IV線・KIV線・VVFケーブル・VVRケーブル・CVT・キャプタイヤケーブル・シールド線
- 機械・設備のブレーカー、ケーブルの選定について
- 電線・ケーブルの故障と対処について
など
第6章:電気回路、電気制御と故障について
ここでは、電気で動く機械、設備の電気回路について基本的なことについて説明していきます。まずは、初心者でも分かるよう誰でも使ったことがある事務所の天井に設置されている蛍光灯やLEDの電気回路の説明からします。そこから、工場の天井へ設置されているLEDへと説明をすすめ、産業現場でよく使わる電動機を駆動する電気回路の基本への説明へ移行させます。
実習もする可逆電磁開閉器を使う電気回路は産業現場での機械設備では本当によく使われます。何としても、理解してください。そして、これら電気回路の故障対処法についても解説します。
- 蛍光灯、水銀灯 LEDの電気回路
- リモコンリレー、リモコントランス
- 三相誘導電動機を駆動する電気回路と見方
- 電磁接触器、サーマルリレーの仕組みとその使い方
- シーケンス制御とは、どういった制御か
など
第7章:電磁開閉器の配線実習と故障について
この章では、実習用キットを使った配線実習もします。実習用テキストと動画講義を見ながら配線実習をしてもらうようにしています。テキストを見るだけはなく、セミナーのようにその都度、動画講義で配線実習をする電気回路についての説明を交えながら実習をしてもらうようにしています。
実習だけではなく、可逆電気開閉器の故障パターンや調査方法についても解説します。配線実習は何度もやって完璧にできるようになってください。
- 可逆用電磁開閉器を使った8つの実習
- 配線接続をする上での注意点
- ランプではなく三相モーターを駆動させた映像
- 基本回路の故障調査方法
- 電磁接触器・サーマルリレーの故障パターンと調査方法
など
第8章:産業用モーターと故障について
工場・オフィスビル・施設至るとこで産業用モーター(電動機)は使わています。モーターは重要な動力源ですので、動作しなくなると多くの設備は使えなくなります。保全や管理をするなら、産業用モーターについての知見や故障対処法をマスターは必須事項といえます。
この章では、産業用モーターの中でも直流電動機、三相誘導電動機、単相誘導電動機について構造や動作原理、故障例やメンテナンスについて講義しています。
- モーターの種類
- 直流電動機・誘導電動機の内部構造と分解 各部品の役割
- 直流電動機・三相誘導電動機の動作原理
- 三相誘導電動機の故障と対処法
- 直流電動機のブラシ・整流子関連の故障とメンテナンス
など
第9章:最後に
最後に1章から8章で勉強したことを振り返っていきます。長時間の講義ですので何を聞いたか忘れしまったかもしれません。この章で、思い出しながら復習してください。
特別講義:実際の保全業務からの学び
本編で学習したことを中心とした、実際の保全業務の実例を紹介する講義を特典の1つとして加えました。実際の故障、調査をどのように考えて行ったか、などできるだけ多く知っておいた方が学習したことを実務で応用していきやすいと思います。
本編学習後に、時間があるときにでも視聴してください。必ず参考となるはずです。
【要素C】大きな損害を防止する故障対処法
保全には予防保全と事後保全があります
故障発生後 修理するのが事後保全です。
“事後保全は故障するまで使うので無駄な部品交換等のコストが削減できるメリットがあります。”
当方の会社では、予防保全もすることはありますが主に事後保全をしております。
ですので事後保全である電気故障調査・復旧は私の会社の得意分野ですので、実際の経験から 培った調査のやり方・考え方・注意点などのノウハウについても講義します。
【要素D】私が、この「産業用直流電動機」の講義を外せなかった理由
現代では産業現場で直流電動機を扱う機会は、かなり減っています。
ですので、今更といった感じはあります。
しかし、古い設備も扱う保全ではいつ希少な直流電動機に出会うか分かりません。
その「万が一」の時に、思考停止せずに一次診断を下せるかどうかがあなたの価値を決めます。
これは、未来の自分を救うための「保険」となる講義です。
カーボンブラシと整流子について ブラシロッカーについて アマチェアテスターを使った調査 電機子のメンテナンス